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タイでの電子タバコについて

更新日:2018年7月19日

こんにちは。毎日暑いですね。

今日はSNS上で話題になっているタイでの電子タバコについて書きたいと思います。


管理人は2015年までの4年間バンコクに住んでおりました。たった一人の駐在員としてタイ人の従業員たちと毎日過ごしていましたので、その時の状況も踏まえて現状を分析したいと思います。


電子タバコはタイでは禁止


タイでは電子タバコ禁止条例がタイ商務省から2014年12月27日より発令されています。これはシーシャも同様です。


違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金のいずれかが科せられます。これは、個人的に所持・利用していた場合でも罰せられるので注意が必要です。


ここで分かる事は「危ないから持ち込まない様に」という事です。ここから書く内容もそれを大前提に置いてご覧いただけると幸いです。


タイの警察事情から考える怖さ


今回SNSで拝見した記事では数万バーツを請求され、裁判という脅し文句に負けて「罰金」を支払った旨の記載がありました。


しかし、タイでは現地の方々のほとんどが嫌うほどタイ警察には賄賂や汚職が多く、その罰金が実際に公的な罰金として徴収されているかが甚だ疑問なんです。


バンコクでは突如一人の警察官が難癖の様に交通違反をでっち上げ、ドライバーに声かけをしている場面によく遭遇します。私もビジネスパートナーのタイ人の車に同情していた際に経験しています。


彼らはありもしない違反を持ち出し、揉み消すために堂々と賄賂を要求します。大体1000バーツ(約3000円)を賄賂で渡すと解放されますが、こんな事は日常茶飯事です。


タイ警察官の給与が部長クラスで25,000 - 30,000 バーツ(日本円換算約75,000~90,000円:諸手当込)程度なので、その賄賂がいかに高額かが分かります。


タイの警察官は、日本の警察官の様に公共のルールに則った取り締まりをする事にプライドを持っている訳ではありません。


タイの警察官は、その殆どが罰則を盾に私利私慾に還元してしまうのです。これがタイ国民から嫌われている要因です。


今日本で急速に普及しているIQOSなどの加熱式タバコは、こういった賄賂や「罰金」という名の懐マネーを増やす格好の標的なのです。


要は、こういったターゲットになっているということの方が、警察官の本気度も変わりますし、危険です。


今回吸った場所も原因の一つ


今回SNSに記載のあった、フジスーパー脇の喫煙所ですが、このソイ39という地区は日本人の特に多い場所です。


日本食が手にはいるスーパーの代表格フジスーパーや、日本人経営者の日本食レストラン、日本と同じ様式のパン屋など、日本にいるのと同じ生活ができる区画です。


管理人はルンピニという日本人が少なく、欧米人の多い地区に住んでいましたから、たまに日本食が恋しくなるとここに来ていました。


警察官もここに来れば日本人が多いという認識もあるでしょうし、IQOS等を知らずに持ち込んでいる日本人が多いことも知っています。


そもそもソイ39は治安も良く、警察官が駐在する必要のない地区です。他にもヤバイ場所はゴロゴロあるのに。クロントイスラムなんて一番危険なのに警察官一人も見ませんしね。


今が特に一番危ない時期


ここまで書いてきた通り、今は電子タバコがターゲットになっている現状、持ち込みは辞めた方が良いと思います。


ただ、バンコク市内ではVAPEが一部で流行っていて、ユーザーも増えている様です。タイ政府は消費や外需が見込めるものに関してはコロッと手のひらを返す傾向にあるので、急に方針が変わる場合もあります。


VAPEの良い部分が伝わって、晴れて解禁になるまで待ちましょう。それまではタイでのVAPEは我慢ですね。

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