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Convergent RDA レビュー

こんにちは。夏休みいかがお過ごしでしょうか。今年は酷暑なので、あまり外には出たくないな・・・という管理人みたいな人も多いのではないでしょうか。


今年は酷暑で、甲子園の高校野球でも「水分補給タイム」が試合中に設けられています。今までは各々で摂っていたのでしょうけど、試合に集中すると忘れがちになりますからね。


さて、今日は先日日本でも発売が開始され、店舗によっては即日完売するほどの人気になった「Convergent RDA」をご紹介します。



1.詳細


Convergent RDAは韓国のFluid Modsという老舗モダーの作品です。もうかれこれ3年ほど前に人気になったMODです。



それからあまり音沙汰を聞いていなかったのですが、今年になっていきなりRDAを発売しました。


韓国のアトマイザーはK.loudシリーズやSeedの様にとてもこだわった作品が多く、管理人もよく使用しています。



デザインはウルテムを好んで使う傾向にあり、それはこのConvergentでも美しいウルテム素材のオプションキャップを採用するなど、活かされています。


基本はリスト販売品でしたが、1回のリストで発売する個数が多く、入手に関しては比較的簡単でした。


今回はその味の良さが日本でも評判となり、日本のショップでも発売がされました。


2.見た目と内包物


パッケージは円柱の簡単な箱に入っています。でも何処となくオシャレですよね。



開けると本体はこの様に収まっています。また、本体の入っている中蓋を開けるとスペアパーツと小袋が入っています。


元々本体にはBFピンが装着されているので、ベーシックピンに変える時にはスペアパーツより換装します。



ただ、注意事項が二つあります。一つはそのBFピンを外す時です。ネジ枠の型どりがうまくできておらず、六角レンチが回ってしまう個体があるそうです。


販売店さんの方では確認をしてくれていますが、万が一そういった個体があった場合には購入された販売店さんに言いましょう。


また、付属のイモネジですが、なかなか日本には存在しないタイプです。M3サイズのいわゆるイモネジもホームセンターにはなくネットで買うしかないので、このタイプはさらに入手困難かもしれません。



スペアを使うことのない様に、イモネジを絞るL字レンチは少し質の良いものを改めて買った方が良いかもしれません。


3.デッキ内部


デッキ内部はとてもこだわっています。底部とエアホールリングにはピーク材を使用しておりアトマイザーの熱が高くなりすぎない様に工夫されています。



こういうのを待っていました。


エアホールリングのエア供給穴はコイルに近いところまでセリ出ていて、これによってデッキ内を狭くした上で濃いミストを生成することができます。



狭くする系アトマイザーは多いのですが、いかんせん熱くなります。それをピーク材で断熱する。よく考えられています。


エアホールはトップキャップをズラすタイプではなく、内部のエアホールリングを交換する事で変更します。


エアホールの大きさやドローを変える為にはオプションパーツが必要なんです。


エアホールリングには3種類あり、両方合わせて14個の小さな穴が空いているタイプ、ドロー軽めの10穴タイプ、ミストを出したい人向けの2穴タイプが選べます。


管理人は14穴タイプを使用していますが、人によってはドローが重たいかもしれません。その際には10穴タイプの方が良いかもしれませんね。



オプションは沼がありますよね・・・。管理人も黒のキャップを買ってしまいました。


3.ビルドしてみた


ビルドはいたって簡単です。デッキの横にある溝にワイヤを巻きつけたドライバーを設置し、あとはネジを巻くだけです。簡単です。



今回は24Gカンタル 5巻 3mm系でビルドしました。だいたい0.5ohmくらいです。


4.吸った感じと味


まず印象的なのはエアの通りです。とてもスムーズで、違和感がありません。


大きな穴が空いている訳でもなく、広範囲に小さな穴が空いているのでコイルにも均等にエアを供給するのでミストも気持ちよく上がってきます。


また、そこそこワット数を上げて吸ってもデッキのピーク材のおかげか、アトマイザー自体が熱くなる事が少なく感じます。


味はエアホールが近く、デッキもリングで狭くなっているので濃厚でクリアです。アトマイザーにエアが入りすぎると味がボケてしまいますが、複数の小さな穴でエアをコントロールしているので、無駄なエアを省き美味しく吸う事ができます。


正直、フレーバーチェイス型のアトマイザーではトップクラスだと思います。


5.問題点


とても素晴らしいアトマイザーですが、問題点もあります。まずはエアホールリングの脱着です。これがなかなかハマらないし、外れないんです。


今回 2ndバッチという事で、前回のバッチの時には逆に簡単に外れすぎたそうですが、今回は中々外れません。個体差もあるでしょうけど、外れにくい場合にはOリングを変えるなどして対応した方が良いです。


また、エアホールリングとトップキャップの間にリキッドが溜まってしまい、キャップを外すとリングの壁面がベチャベチャになっています。



キャップの着脱時にリキッドが出てきてしまいますので、Mosfetやチップ入りのMODを使用される際にはこまめに拭いてあげるなどして対応してください。


6.総評


ここ1年半ほどRDAのデッキといえばNarda・Hadalyライクなものが主流でしたが、エアホールリングを使う新しいタイプが登場してきました。


エアホールリングを使ってデッキを小さくするタイプのRDAはDerringerなどを筆頭に古くはいくつかあったのですが、総じて美味しかったんですよね。


そしてこのタイプはNarda・Hadalyライクなデッキと違って味を出しやすく、ビルドがしやすいという利点もあります。


デッキにコイル位置のガイドもありますので、正解を導きやすく初級者の方でも美味しく楽しめるのではないかと思います。


Fluid ModsはこのRDAを大量生産する方針だそうで、今入手困難でもすぐ手に入ると思います。ぜひRDAデビューにこのアトマイザーを選んではいかがでしょうか。


ではまた。


※Twitterのアカウントを新設致しました。是非ともフォロー宜しくお願いします。

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